様々な指形状の中で「プリングオフ」を扱うクラシックギター。この曲は「プリングオフの実際的な練習」に最適。　「組曲イ短調」から「アルマンド」「プレリュード」「サラバンド」の順で取り組むことで、プリングオフが徹底的に磨けます。　まず、この「アルマンド」では【単発プリング】が、様々な指の組み合わせ(パターン）で、かつ多様な他指の制約を併せて要求されます。　バロック調で、流れるような曲調は、とても魅力的でレパートリーとしても手ごたえ十分。　しかし、曲全体が弾けなくても「プリング練習の素材(部品)取り」とりて、様々な部分を取り出し、そこだけ練習することも非常に効果的です。　テクニック練習素材としても、音楽としても、お勧めしたい佳曲。ぜひ取り組んでください。