左手・右手を個別に使い、左右各々のフレーズを同期させる、テクニック的にユニークな部分を大きくフューチャーした佳曲。
ハンマリング(タップ)とプリングの連続によるフィンガリング・フレーズに、右手はナチュラル・オクターブ・ハーモニクスを同期させる技法。
また、音程飛躍の大きなポルタメントも多用しており、ユニークなテクニックが活用されている。
題名「アルボラーダ(朝の歌)」に相応しい曲想だが、すべてのユニークなテクニックは、その音楽を表現するために活用されている。まさに「小品の名手」であったタレガの真骨頂とも言える、「珠玉の小品」ですね。
他に類を見ない曲なので、あまり取り上げられない曲かもしれないが、ぜひ一度は取り組んでみたい曲です。
ハンマリング(タップ)とプリングの連続部の練習で、小指を拡張する部分があり、これが起因で練習を重ねると「強い疲労感」や「痛み」が出ることもあるので、自分の手指の状態をよく観察しながら、適度かつ十分な休養や、ストレッチやマッサージなどのリカバーと組み合わせた練習をプランニングしてください。