ストリーミングで便利に学ぶギターレッスンビデオ。購入者リピート率75%越を長年継続中のペペタス・ギターレッスンビデオの人気シリーズ「クラシックギターの名曲徹底攻略」にバッハの名曲「BWV1000 フーガ」登場。6時間を超えるボリュームでフィンガリング・ピッキングから音楽解説、コード解説まで、ペペタスお馴染みの徹底解説。
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無伴奏ヴァイオリン・ソナタ1番(BWV1001)の第2曲「フーガ」はバッハ自身の手で「リュート曲BWV1000」に編曲されており、ギターではターレガ編曲により、古くから愛奏されています。
大変良い曲で人気も高いのですが、技術的に難しいので、なかなかハードルが高く、挫折している方が多いのも実情。
フィンガリングでの難儀さは、第一に、【動きの忙しさ】です。
これは、この曲のコード進行が4度進行を細かく連続することでダイナミズムを作っているのですが、まさにそのせいです。
この激しい動きの連続に対応すべくフィンガリングを丁寧に追い込みましょう。
第2に、【押弦形状が難しい箇所】が複数あり、まずは指が届くように。そして、円滑に前後の接続をこなすため、指・腕・体をどのように扱うかを追い込みましょう。
ピッキングでは、16分音符にて、同じ指の連続使用が避けられない個所や、弦を飛ばしての複弦ピッキングなどもあり、難儀な箇所が少し出てきます。
暗譜も難航すると思いますが、まずは【音楽的理解】があらゆる難儀さ・難解さをヘルプしてくれます。
【フーガ】の要素や仕組み、テーマ展開の様子などを解説していますので、練習に取り掛かる前に、十分理解してください。
前作「CGS-51 BWV1006 プレリュード」が巨大な山脈だとしたら、これはそれよりも小ぶりですが、やはり「高い山」というより「連峰」と言うべき内容です。
じっくり時間をかけて、取り組んで下さい。生涯を共にする素晴らしいレパートリーとなって、あなたの人生に一層、素晴らしい時間を与えてくれる、そんな曲です。