これが弾ければ、クラシックギターのほとんどのレパートリーには対応可能でしょう!と言える曲で、まさにスキル構築の山脈!山ではなくて「山脈」。 作曲者バッハ自身のお気に入りだったようで、他作品に何度も流用しているトッカータ風超名曲です。
無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番ホ長調(BWV1006)のプレリュードですが、ギタリストには、バッハ自身がリュート用に編曲した「リュート組曲第4番ホ長調」(BWV1006a)といったほうが、お馴染みでしょうか。
編曲・運指の構築は、以下の2つの要素で大きく影響されます:
(1)個人適性が大きい【ピッキング】を、どう運指付するか?
(2)音楽的欲求の完成度を、どのくらい担保するか?
そうです、フィンガリングはこの2要素に左右され、かつ、自分のスキルと見合わせて、落としどころを探ることになります。
したがって、ギター的なスキルだけでなく、音楽的に十分な見識が無いと太刀打ちできない側面が、この曲を攻略するには必須なのです。
それらをペペタスお馴染みの、全方面徹底解説。収録時間が8時間に近い大作になりました。
生涯をかけて弾き続け、学び続け、自分を磨き続ける試金石。
人生の宝となる超名曲を、避けて通るわけにはゆきません。
クラシックギターの名曲徹底攻略シリーズ